遺産相続でもめないためには事前準備が不可欠

身近でも起こる相続トラブル

親の遺産相続で仲の良かった兄弟姉妹がもめてトラブルとなり今後付き合いがなくなるといったことは、さほど裕福ではない一般家庭で特に起こり得ます。
それほど多くない遺産を少しでももらいたいという人間の欲望によりトラブルとなります。
特にトラブルとなるケースは主な遺産相続が一軒家でほとんど現金や有価証券がないという場合です。

当事者も財産の把握や管理が難しい

よくあることは親などが亡くなった時に預金通帳などの資産がどこにしまってあるのかわからないといったことです。
実際私も母が亡くなった時に金庫の中以外に試算が本当にないのかわからず、家中探し回ることになりました。
金庫の中のもの以外に他に出てきませんでしたが、本当に他にないのかを見るため各金融機関の4月の年次報告を待ってから遺産相続手続きを行いました。
後から資産が出てきた場合、再び相続税の計算を行う必要がでてくるためです。
そうなると相続する遺産のボリュームを把握できません。
なので生前のうちに試算の確認をしておくことです。

権利者の数を確認することも大切です

また相続人の人数を確認することも大事です。
相続対策としてお世話になった人を養子にしたりしていると、その人も含め相続分割を行う必要があります。
遺産のボリュームのほとんどが一軒家のみの場合、分けることができないため問題となります。
その場合家を売却して現金にかえてわけるか、家を継いだ人が多く受け取った分をもう一人に現金で渡すやり方となります。
遺産分割の時にもめないように遺言書にどのように相続してほしいのか残しておくことが無難です。
気をつけなければならないのが、相続税の申告は亡くなったことを知ってから10カ月以内に行う必要があります。
話がまとまらなくても期限内に申告しないと特例が使えなくなります。